
皆さん、こんにちは。
編集部の大山です。
だんだんと暖かい日も続いてきた近頃、クールビズ支度を始める人も筆者の周りでは増えてきました。
でも皆さん。格好良くみえる半袖シャツの選び方はご存知ですか?
今回は、夏ビジネスの必需品「半袖シャツ」にフォーカスして、ダサく見えない半袖シャツの選び方と着方、おすすめアイテムなどを紹介していきます。
堂々と涼しい恰好で仕事ができるシーズンでもあるのです。折角ですから、涼しく、格好良く仕事に没頭しましょう!
日本製半袖シャツ

「試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました」など、リピーター続出の日本製シャツブランド『INDUSTYLE TOKYO』によるニットシャツです。
オリンピック選手の競技ウェアと同じ「動体裁断®」を採用することで、購入者の93%が「期待以上の着心地」と回答する、満足感が高い“極上の着心地”を実現しています。
洗濯した後ノーアイロンで着られるという、ニットシャツだからこそのイージーケア性も嬉しいポイントです。
特 徴:ビジネスでも着やすい細番手鹿の子
参考価格:14,300円(税込み)
半袖シャツを選ぶときのポイント
まず初めに、ビジネスシーンで着用する半袖シャツを選ぶときのポイントを解説していきます。
おじさん臭く見られないために重要なのは、大きく2つ。
- ノーネクタイでも、サマになる襟(えり)型を選ぶこと
- サイズはジャストフィットを選ぶこと
しっかりと確認してくださいね。
襟(えり)型は、ノーネクタイでもサマになるデザインを選ぼう
半袖スタイルにおける、だらしない襟(えり)とは、ノーネクタイ&第一ボタン解放時に、襟が潰れたり、ヒラヒラしたりする襟のことです。
半袖シャツは基本的に、ネクタイやジャケットと合わせませんので、主役たる半袖の襟がだらしないようでは目も当てられません。
ただ、近年のシャツは仕立てがしっかりしている物が多く、「この襟デザインはヤバい!」というものは正直ありません。
強いて言うなら「レギュラー」の襟型は、避けたほうがいい、かも、、、ぐらいでしょうか。
逆に、迷わずオススメできるのは「カッタウェイ」や「ボタンダウン」、「ワイド」の襟型です。
1つずつ紹介するので参考にしてくださいね。
首元スッキリ『カッタウェイ』
襟(えり)羽根が約180度開いている襟型は「カッタウェイ」と呼ばれます。
カッタウェイは、半袖シャツの着用スタイル・ノーネクタイ&第一ボタン解放と相性◎なんです。
理由は、カッタウェイは襟羽根が他の襟型よりも小さいから。第一ボタンを外した開いた襟が「襟自身の重さで潰れにくいため」ダボつきにくく、すっきりした印象をキープしてくれるのです。
ノータイスタイルの王道『ボタンダウン』
上で紹介したカッタウェイに並んで、半袖シャツと相性◎な襟(えり)型がこの「ボタンダウン」。襟羽根の先端をボタンで留めているのが特徴です。
襟羽根の開きは約75~90度。
ボタンで先端を留めているため、襟羽根が大きくても崩れにくく、常に立体的なロールを維持してくれます。ポロ競技のユニフォームから着想を得て開発された歴史をもつため、他の襟型よりもカジュアルな印象になることをお忘れなく。
実は一番クラシックな『ワイド』
襟(えり)羽根の開きが100~120度のタイプは「ワイド」と呼ばれています。数ある襟型の中で最もクラシックな形で、英国スタイルに採り入れられることが多いのが特徴です。
一昔前は「ワイドをノーネクタイで着用すると、襟がヒラヒラしてみっともない」なんて言われたこともあるらしいですが、最近はシャツの製造技術も向上しているため、そこまでヒラヒラすることはありません。
そこまでダメじゃないけど、一応、気をつけてほしい『レギュラー』
レギュラーという名の通り、一番流通している襟(えり)のデザインです。
襟羽根が約75~90度開いていて、他の襟と比べると襟羽根が比較的長く・大きいのが特徴。そのため、ネクタイを締めずに着用すると、構造上、襟羽根が暴れやすい……と言えるでしょう。
上で紹介したように、そこまで避けて通る必要もないのですが、潰れやすいヒラヒラしやすいことを考えると、生地が薄いことが多い低価格帯の半袖シャツでレギュラーを選ぶのは、止めておくのが得策かもしれませんね。そもそもレギュラー襟の半袖シャツは流通量が少ない気もします。
シャツのサイズ感は、ジャストフィットがベスト
長袖シャツと同じように、半袖シャツもジャストフィットが理想です。
ジャストフィットのシャツだと、汗ばんだときにベタつきそうな印象はあるかもしれませんが、それでも理想はジャストフィト。
ベタつきが気になる人は、肌着(インナー)を着てクリアしましょう(グンゼの『YG』や、ユニクロの『エアリズム』がオススメです)。
半袖シャツは長袖シャツよりも肌面積が多いので、よりカジュアルに見えがち。長袖以上にジャストフィットに気を配るぐらいで丁度いいのです。

袖口と二の腕の“すき間”は、できる限り少なくしよう
半袖シャツのサイズ感にこだわるとき、余裕があるなら袖口と二の腕周りのすき間に注目してみてください。

袖口まわりが腕の太さに近いほど、キチっとして見えるだけでなく、腕が太く見えてたくましい印象になるからです。

ただ、この袖口については、ほどほどに。
袖口まわりを寸法表に記載している店舗・ブランドは、ほとんどありません。ここにこだわり過ぎると選べるシャツが無くなってしまいます。
店頭や試着可能な通販サイトで購入したとき、余裕があれば「袖口と二の腕のすき間」をチェックしてみてくださいね。
着丈はタックインを前提に。
クールビズとはいえ、ビジネスシーンで半袖シャツを着る場合も、裾はタックインするのが基本。
記事で紹介しているブランドなら特に気にする必要はありませんが、カジュアルシーンを想定した「スクエアカット」の裾もあるので、気をつけましょう。
シャツ選びで得をするマメ知識
装飾パーツがある半袖シャツは、お好みで。
流通している半袖シャツの中には、二重襟(えり)やボタン周りのカラーステッチを採用して装飾性を高めたタイプがあります。
これら、いわゆる装飾半袖シャツは、皆さんの好みで選んでもらって大丈夫です。

ただ、装飾性が高くなればなるほど、カジュアルさも増していくことはお忘れなく。
そのため、クールビズ実施中でも、堅めの職場(銀行勤務 etc.)に勤めている方は、装飾半袖シャツを控えたほうが吉だと言えますね。
低価格帯のシャツは、生地とボタンの色を揃えてみよう
生地の色とボタンの色は、同じでも違っていても大丈夫……ではあるのですが、
低価格帯(3,000円未満)のシャツを購入するときは、生地とボタンの色が同じ=ボタンが目立たない半袖シャツがオススメだったりします。

理由は、シャツのボタンは実は意外と目立つので、シャツ全体の見栄えに影響するからです。
低価格帯のシャツは、生産コスト削減のため安いボタンを採用していることが基本。
つまり、安いシャツの安いボタンが目立ってしまうと、シャツの安さを無意味に強調してしまうのですね。
これは損です。
逆に、「ちょっといいシャツを買ってみようかな……」という気分のときは、ボタンの素材にもこだわってみてはどうでしょうか?。高瀬貝や白蝶貝といったボタンは、シャツ全体のグレードを上げて見せてくれますよ。
オススメの半袖シャツ
さて、半袖シャツの選び方をおさえた所で、オススメの半袖シャツを紹介していきます。
半袖シャツ姿がスリムに見える、着心地抜群の1枚|インダスタイル・トウキョウ(INDUSTYLE TOKYO)
『インダスタイル・トウキョウ』は、1956年創業の老舗ニット専業メーカー・丸和繊維工業が展開する日本製シャツブランドです。
もはや“何も着ていない気さえする着心地”が特徴の「動体裁断®シャツ」は、一度試すと他ブランドのシャツが着られなくなるシャツとして話題を集めています。
▼ピックアップ商品の特長
オリンピック選手の競技ウェアと同じ「動体裁断®」技術を投入した半袖シャツです。
着用シルエットが競技ウェアのようにシュッとスマートなのに、気ぐるしさ皆無という魔法のような着心地が特徴です。
細番手鹿の子と呼ばれる生地なので、通気性抜群ながら、ビジネスにも合わせやすいドレス感になっています。
顔が明るく見えて、柔和な印象になることから実は人気のカラーです。
ビジネスシーンには淡いピンクが馴染みやすくて◎。
▼紹介した半袖ワイシャツのレビュー
試しに1枚だけ買ってみたら、もう他のシャツが着られなくなりました
5.0
この着心地を知ってしまうと、他のシャツが窮屈に感じてしまうぐらいで、
シーズンに1着は買ってしまってます。引用元:公式通販サイト
無重力の着心地を、クールビズに華を添えるストライプで。|INDUSTYLE TOKYO
何も着ていない気がするぐらい軽い着心地が大きなポイント。
そして、スポーツウェアのように、身体に優しくフィットしてくれるため、半袖スタイルでありがちな「腰回りがダボダボ」が全く起こりません。
夏仕事で使える「ハイクオリティな半袖シャツ」を探している方にはピッタリな1枚ですよ。
シンプルになりがちな日本のクールビズスタイルに1枚で華を添えてくれるロンドンストライプモデルです。
▼紹介した半袖ワイシャツのレビュー
半袖シャツのあるべき着用スタイルは……?
さて、「半袖シャツの選び方」と「オススメの半袖シャツ」を解説・紹介したところで、半袖シャツの着用スタイルにもふれていきたいと思います。
結論からいうと、半袖シャツをビジネスシーンで着用する場合は、
- (基本的に)ネクタイは結ばない
- 第一ボタンは解放する
- (基本的に)ジャケットは羽織らない
……といったポイントに気を付ければ、半袖シャツの着こなしとして間違いはありません。
1つ1つ解説していきます。
ノーネクタイ&第一ボタン解放が基本スタイル
半袖シャツはネクタイを結ばず、第一ボタンを外して着用するのが基本スタイルです。
ただ、半袖シャツ×ネクタイの組み合わせがビジネスマナーとしてNGというワケではありません。最終的には、皆さんの好みに任せる形になります。
ただし、、、
もしも「打ち合わせや会議に参加するためにネクタイを締める」のであれば、そもそも半袖シャツではなく長袖シャツを着て会議に参加したほうがベターだと、私は思います。
首元からインナー(肌着)が見えてはダメ
半袖シャツは第一ボタンを外して着るのが基本ですが、この時に襟元からインナーが見えてはいけません。
これは長袖シャツにも共通して言えるシャツマナーの1つです。
半袖シャツの上にジャケットは羽織らないのが基本
基本的に、半袖シャツの上にジャケットは羽織りません。
理由としては、
- スーツスタイルの基本である、ジャケットの袖口から1cm~1.5cmほどシャツの袖を見せるルールを順守できない
- 袖が短い分だけ素肌(汗や皮脂 etc.)がジャケットの内側に直接触れて、ダメージを与えてしまう
といったものが挙げられます。
半袖シャツ×ジャケットは絶対にダメ……というわけでもない
スーツスタイルの基本原則に沿うならば、半袖シャツ×ジャケットの組み合わせはNGです。
ただ、ある種スーツスタイルの王道から外れている半袖シャツを着用できるシーンならば、ジャケットを羽織っても許されるのでは?とは思います。
例えば、PCの画面越しでやりとりをするなら、半袖シャツの上にジャケットを羽織るだけで、格段にドレス感がUPして相手には見えるはずです。
袖口まわりもカメラには映らないのできにならないですよね。
また、素肌がジャケットがダメージを与える件も、羽織るジャケットを「肩パットや裏地がある本格スーツジャケット」ではなく「お手軽価格のテーラードジャケット(自宅洗い可能なら尚よし)」に変えることで、ある程度クリアできるのではないでしょうか。
この部分に関しては企業風土や皆さんの判断にお任せいたします。
あとがき
以上、半袖シャツにつきまして「選び方」、「オススメの半袖シャツ」、「着用スタイル」について解説・紹介してきました。
参考になりましたでしょうか?
涼しくて快適だけど、格好悪くなりがちな半袖シャツ。
どうか、涼しくキチッとキメた格好で夏の仕事を乗り切ってくださいね。