ITOHARI(いとはり)は、1956年創業丸和繊維工業のニットシャツのファクトリーブランドINDUSTYLE TOKYO(インダスタイルトウキョウ)の公式オンラインショップです。
まるで何も着ていないような、“無重力”の着心地を「ホールガーメント×動体設計」で実現した『Zero』シリーズ。これまで、「Tシャツ」や「ロングスリーブシャツ」「Vネックセーター」など様々な形でご紹介してきました。 今回、第五弾としてお仕立てしたのは「より身体を包み込んでくれるハイネック」の1枚。ホールガーメント×動体設計×ハイネックという、これまでにない一体感で、秋冬シーズンを心地よく過ごして頂ければ幸いです。
今回の『Zero-Knit ハイネック』は、ハイネックというアイコン部分に、生地と生地を重ねて縫い合わせる必要がない「ホールガーメント」の良さを特に活かすことができた1枚です。 従来の工程ですと、ハイネックの襟は、身頃に足して縫い合わせるのが一般的。そのため、どんなに工夫を凝らしたとしても、縫い合わせたが故の“ぽこっとした膨らみ”が発生することになります。 しかし、ホールガーメントであれば、身頃と襟が“ひと続き”。 視線を集めやすいハイネック部分のシルエットがより滑らかになるだけでなく、「首にフィットするけれど、首に“ひっかかる部分”はない仕上がり」にできるのは、まさにホールガーメントだからこそと言えます。 ちなみに、実はホールガーメント製ハイネックには、“たゆみやすい”という弱点があったりするのですが、襟丈や前下がりの長さをミリ単位で調整することでクリアしています。
冬には氷点下30度まで下がる高地や山岳地方を生き抜く、カシミヤ山羊。厳冬から身体を護るために、ゴワっとした粗い毛の下には、とても細かい産毛が生えています。この産毛が、「繊維の宝石」と呼ばれる、カシミヤ繊維になるのです。 カシミヤ山羊は年一回一匹の子山羊を産みますが、元々出生率が低いので、簡単に増やすことができません。その希少なカシミヤ繊維を、高い技術力で最高の糸に仕上げているのが、東洋紡糸工業さんです。
私たちは縫製メーカーですが、今回はひと針も縫っていません。でも、「最高の着心地を目指す」という気持ちは、変わりません。無縫製だからこそ生み出せる、ユニークな着心地はどうしたら実現できるのか―。これを徹底的に考え抜き、日本の最先端の技術を持つ職人さん達に協力してもらいながら、何度も試作を繰り返しました。 そして、宇宙船内被服に採用された2つの技術の出会いにより、ようやく形になり、『Zero-Knit』が完成したのです。
極上の無重力ニットを完成させるうえで欠かせないのが、世界中から「東洋のマジック」と呼ばれる編み機『ホールガーメント』。 通常、洋服は袖や身頃などパーツを作って縫い合わせますが、『ホールガーメント』は1着をまるごと編み上げています。そのため、縫い代による突っ張り感や肌への刺激が無く、また、縫い代の生地の重なりが必要ないので、数パーセント軽くなります。 さらに、縫い目の部分がニット生地の伸縮性を妨げないので、生地本来の伸縮性や柔らかさを活かしたまま、1着の服に仕上がるのです。
2008年には、無縫製ならではの低負荷性や動きやすさが注目され、国際宇宙ステーション「きぼう」打ち上げの際に、土井飛行士とともに宇宙へ飛び立ちました。以来、前代未聞の服づくりは世界中のデザイナーにインスピレーションを与え、数々の全く新しい服が生まれました。 この『ホールガーメント』を開発したのは、島精機製作所。私たちの青森工場に島精機製の裁断機を導入したのをきっかけに交流が始まり、「動体設計と融合したら、どんなに着心地が良く、シルエットの美しいウェアを作れるだろう」というワクワクした想いから、無重力の着心地『Zero』シリーズの開発が始まりました。 >>島精機製作所さんについて
『ホールガーメント』に続いて、2010年、丸和繊維工業が手掛けたポロシャツが、ディスカバリー号で山崎直子さんとともに、宇宙で船内活動をサポートしました。そのポロシャツは、今回の『動体設計』の基となる、動体裁断で仕立てたものです。 上の動画は、トリッキングの世界チャンピオンDAISUKEさんが、動体裁断で仕立てたシャツを着て、宙返りをしたり、バック転をしたりと、パフォーマンスをしてくださったときの様子です。シャツを着て、ネクタイを締めても自由に動き回り、パフォーマンスが終わった時も、シャツのすそが出るなど見た目が乱れることはありませんでした。
空気のベールをまとったように軽い―。「ホールガーメント&動体設計」の“宇宙技術コラボ”だからこそ生み出せる、新感覚の着心地。 じつは、2つの技術には“宇宙”以外にも、共通点があります。 それは、「第2の肌」に例えられること。
カシミヤのニットが、軽いのにあたたかい理由―。その秘密は、「カシミヤ繊維と空気の関係」にあります。 他の天然獣毛繊維、たとえばモヘアやウールと比較すると、繊度(繊維の太さ)が非常に細いので、糸の太さが同じでも、より多く繊維が束ねられていることになります。そして、縮れ毛の繊維どうしがからみ合い、あたたかい空気を保ってくれるのです。 さらに、繊維表面にあるキューティクルが自然に開閉して、空気中の水分を吸ったり吐いたりするので、湿度が快適な状態に。この保湿機能は化学繊維にはなく、吸湿保温性を表す「公定水分率」では、カシミヤ17%、シルク12%、ナイロン4.5%となっており、非常に高い吸湿性が証明されています。
裾には、ブランドアイコンのミシンマークをピスネームを付けています。
(左から)グレー、チャコールグレー、オレンジ、オフホワイト、ベージュ
『Zero-Knit Highneck Smooth』商品詳細 組成:カシミヤ100% 原産国:日本
商品番号 ZEROkhs
価格54,000円(消費税込:59,400円)
△:残りわずかです ×:×のサイズ・カラーは完売しました
「ホールガーメント×動体設計」から生まれた
Zeroシリーズ『Zero-Knit ハイネック -カシミヤ100%-』
“繊維の宝石”カシミヤ100%
『Zero-Knit HighNeck Smooth』
まるで何も着ていないような、“無重力”の着心地を「ホールガーメント×動体設計」で実現した『Zero』シリーズ。これまで、「Tシャツ」や「ロングスリーブシャツ」「Vネックセーター」など様々な形でご紹介してきました。 今回、第五弾としてお仕立てしたのは「より身体を包み込んでくれるハイネック」の1枚。ホールガーメント×動体設計×ハイネックという、これまでにない一体感で、秋冬シーズンを心地よく過ごして頂ければ幸いです。
ひと続きで編み上げたからこそ。
今回の『Zero-Knit ハイネック』は、ハイネックというアイコン部分に、生地と生地を重ねて縫い合わせる必要がない「ホールガーメント」の良さを特に活かすことができた1枚です。
従来の工程ですと、ハイネックの襟は、身頃に足して縫い合わせるのが一般的。そのため、どんなに工夫を凝らしたとしても、縫い合わせたが故の“ぽこっとした膨らみ”が発生することになります。
しかし、ホールガーメントであれば、身頃と襟が“ひと続き”。
視線を集めやすいハイネック部分のシルエットがより滑らかになるだけでなく、「首にフィットするけれど、首に“ひっかかる部分”はない仕上がり」にできるのは、まさにホールガーメントだからこそと言えます。 ちなみに、実はホールガーメント製ハイネックには、“たゆみやすい”という弱点があったりするのですが、襟丈や前下がりの長さをミリ単位で調整することでクリアしています。
冬には氷点下30度まで下がる高地や山岳地方を生き抜く、カシミヤ山羊。厳冬から身体を護るために、ゴワっとした粗い毛の下には、とても細かい産毛が生えています。この産毛が、「繊維の宝石」と呼ばれる、カシミヤ繊維になるのです。
カシミヤ山羊は年一回一匹の子山羊を産みますが、元々出生率が低いので、簡単に増やすことができません。その希少なカシミヤ繊維を、高い技術力で最高の糸に仕上げているのが、東洋紡糸工業さんです。
極細30番手を、極上の肌ざわりに。
しかし、繊維を糸にする過程でキューティクルを傷つけてしまうと、光沢感が失われ、カサツキの原因にもなってしまいます。つまり、カシミヤは、紡績技術や品質管理が品質の良し悪しの決め手となるのです。とくに、今回採用したのは極細30番手なので、技術力の差は、はっきりと着心地の差にあわられます。
日本紡績業のパイオニアとして戦前からカシミヤを扱ってきた、東洋紡糸さんの高い技術による糸作りは、極上の無重力ニットに欠かせないものでした。
>>東洋紡糸工業さんについて
世界初。宇宙船内被服に採用された
2つの日本の技術が融合
〈1〉東洋のマジック。無縫製ニット編み機『WHOLEGARMENT®』
〈2〉ノンストレスな着心地&スリムに見える『動体設計®』
私たちは縫製メーカーですが、今回はひと針も縫っていません。
でも、「最高の着心地を目指す」という気持ちは、変わりません。
無縫製だからこそ生み出せる、ユニークな着心地はどうしたら実現できるのか―。これを徹底的に考え抜き、日本の最先端の技術を持つ職人さん達に協力してもらいながら、何度も試作を繰り返しました。
そして、宇宙船内被服に採用された2つの技術の出会いにより、ようやく形になり、『Zero-Knit』が完成したのです。
〈1〉世界中のデザイナーが惚れ込んだ。
縫わずに、1着まるごと編み上げる
『ホールガーメント®』
縫わずに、服が完成する。
“東洋のマジック”
©SHIMA SEIKI MFG., LTD.
極上の無重力ニットを完成させるうえで欠かせないのが、世界中から「東洋のマジック」と呼ばれる編み機『ホールガーメント』。
通常、洋服は袖や身頃などパーツを作って縫い合わせますが、『ホールガーメント』は1着をまるごと編み上げています。そのため、縫い代による突っ張り感や肌への刺激が無く、また、縫い代の生地の重なりが必要ないので、数パーセント軽くなります。
さらに、縫い目の部分がニット生地の伸縮性を妨げないので、生地本来の伸縮性や柔らかさを活かしたまま、1着の服に仕上がるのです。
そして、無重力の着心地『Zero』シリーズの開発へ
2008年には、無縫製ならではの低負荷性や動きやすさが注目され、国際宇宙ステーション「きぼう」打ち上げの際に、土井飛行士とともに宇宙へ飛び立ちました。以来、前代未聞の服づくりは世界中のデザイナーにインスピレーションを与え、数々の全く新しい服が生まれました。
この『ホールガーメント』を開発したのは、島精機製作所。私たちの青森工場に島精機製の裁断機を導入したのをきっかけに交流が始まり、「動体設計と融合したら、どんなに着心地が良く、シルエットの美しいウェアを作れるだろう」というワクワクした想いから、無重力の着心地『Zero』シリーズの開発が始まりました。
>>島精機製作所さんについて
〈2〉ノンストレスな着心地&スリムに見える
『動体設計®』
『ホールガーメント』に続いて、2010年、丸和繊維工業が手掛けたポロシャツが、ディスカバリー号で山崎直子さんとともに、宇宙で船内活動をサポートしました。そのポロシャツは、今回の『動体設計』の基となる、動体裁断で仕立てたものです。
上の動画は、トリッキングの世界チャンピオンDAISUKEさんが、動体裁断で仕立てたシャツを着て、宙返りをしたり、バック転をしたりと、パフォーマンスをしてくださったときの様子です。シャツを着て、ネクタイを締めても自由に動き回り、パフォーマンスが終わった時も、シャツのすそが出るなど見た目が乱れることはありませんでした。
Point
「ハイネック」と「目の細かな生地」が押し上げるドレス感
何を着るべきか意外と迷うリモートワークなどのシチュエーションで、丁度いい1枚として活躍してくれます。
“空気のベール”をまとったような、
未来のフィット感
空気のベールをまとったように軽い―。「ホールガーメント&動体設計」の“宇宙技術コラボ”だからこそ生み出せる、新感覚の着心地。
じつは、2つの技術には“宇宙”以外にも、共通点があります。
それは、「第2の肌」に例えられること。
宇宙でのミッションを支えた“第2の肌”
そして、「動体設計」は、人間の皮膚のシワや神経線から導き出された、動いても身体の動きを全く妨げない設計なので、衣服そのものが、まるで皮膚や肌のように。
宇宙飛行士のミッションを支えた2つの技術から、やさしくて新しい着心地が生まれました。
とろけるような極上の肌ざわりだけじゃない。
軽くて保温性・保湿性に優れる『カシミヤ100%』
カシミヤのニットが、軽いのにあたたかい理由―。その秘密は、「カシミヤ繊維と空気の関係」にあります。
他の天然獣毛繊維、たとえばモヘアやウールと比較すると、繊度(繊維の太さ)が非常に細いので、糸の太さが同じでも、より多く繊維が束ねられていることになります。そして、縮れ毛の繊維どうしがからみ合い、あたたかい空気を保ってくれるのです。
さらに、繊維表面にあるキューティクルが自然に開閉して、空気中の水分を吸ったり吐いたりするので、湿度が快適な状態に。この保湿機能は化学繊維にはなく、吸湿保温性を表す「公定水分率」では、カシミヤ17%、シルク12%、ナイロン4.5%となっており、非常に高い吸湿性が証明されています。
裾には、ブランドアイコンのミシンマークをピスネームを付けています。
お手入れについて
お洗濯は、ご自宅での手洗いがおすすめです。手洗いして、平干しすると、カシミヤならではの柔らかい風合いが蘇ります。
>>永く愛用して頂けるように、『天然由来のカシミヤ専用洗剤』をご用意しました
>>カシミヤの洗い方を詳しくみる
Color
(左から)
グレー、チャコールグレー、オレンジ、オフホワイト、ベージュ
『Zero-Knit Highneck Smooth』商品詳細
組成:カシミヤ100%
原産国:日本
※ホールガーメント 及び WHOLEGARMENT は株式会社島精機製作所の登録商標です。