RELEASE INFORMATION
9月28日(月)昼12時~ 販売開始
15
2011—2026
15TH ANNIVERSARY / LIMITED EDITION
ブランドの原点「鹿の子シャツ」を、
15年目の技術で。
アルビニ鹿の子 スプリットショルダーシャツ
襟型:ボタンダウン / 胸ポケット:あり / 日本製
ANNIVERSARY EDITION
INDUSTYLE TOKYOがブランドとして初めて仕立てたのは、鹿の子素材を使った長袖のドレスシャツでした。それから15年。始まりの一着を象徴する「鹿の子」と「スプリットショルダー」を、いまの私たちだからできる素材選びと縫製で、新たにかたちにしました。
過去の一着をそのまま再現するのではなく、原点に立ちながら、その先へ進むために仕立てた数量限定の記念シャツです。
INDUSTYLE TOKYOは、
一着の鹿の子シャツから始まりました。
鹿の子は、ポロシャツなどに使われることの多い、やわらかなニット素材です。丸和繊維工業では、長年手がけてきたゴルフウェアの縫製を通して、鹿の子という素材に親しんできました。
しかし、その鹿の子を端正なドレスシャツに仕立てることは、まったく別の挑戦でした。伸び縮みする生地を美しい輪郭に整え、襟や前立てをきれいに見せ、カジュアルになりすぎない佇まいをつくる。鹿の子の心地よさを残しながら、シャツとしての品格をどう生み出すか。その問いと向き合うことが、INDUSTYLE TOKYOのものづくりの始まりでした。
伸縮する鹿の子を、
端正なドレスシャツに。
ニット生地は、布帛とは異なり、わずかな力の加え方でも伸び方や形が変わります。まっすぐ縫うだけでは、美しいシャツにはなりません。生地の動きを読みながら、縫う速度や力加減、ミシンの状態を細かく整え、曲線を曲線のまま美しくつないでいく。
そうした一つひとつの積み重ねによって、鹿の子のやわらかさと、ドレスシャツらしい端正な表情を両立させています。素材を無理に抑え込むのではなく、その個性を理解し、もっとも美しく見える形へ導くこと。それが、ニット縫製を続けてきたファクトリーの仕事です。
イタリア名門「Albini」のコットンを、
日本のハイゲージ鹿の子に。
今回選んだのは、イタリアの名門紡績メーカー「Albini Group」のコットン。その上質なコットンを、日本でハイゲージの鹿の子に編み上げました。細やかな編み目が生む自然な艶と、コットンらしいやわらかな風合い。一般的な鹿の子が持つ素朴でカジュアルな印象とは異なる、静かな品格を備えた素材です。
素材の名前に頼るのではなく、その糸が持つ魅力をどのような編み地にし、どのような一着へ結びつけるかまで考える。世界で培われてきた糸づくりと、日本の編み、そして私たちの縫製。それぞれの技術をつなぎ、15周年にふさわしい鹿の子を選びました。
ドレスシャツでは珍しい、
「フラットシーマ」縫製
このシャツを象徴する縫製が「フラットシーマ」です。縫い合わせた部分を平らに仕上げるための特殊なミシンで、一般的にはカットソーや肌着などに使われることの多い縫製方法です。
ニット生地の衣類では様々な特殊ミシンを扱いますが、「フラットシーマ」は縫い目の厚みが出ないフラットな仕上りに加えてニット生地の風合いを損なわない柔らかい縫い目を体感していただけます。このミシンは、複数のミシンを縫い重ねず、1度の縫製で縫い目が決まるため、生地に合わせた繊細なミシンのセッティングだけではなく、縫う人の手加減による縫い上がりの差がより出やすいため、熟練の技術を求められます。
今回は、ドレスシャツでは通常フラットシーマを選ばない部分にも、あえてこの技術を取り入れました。
単に珍しい仕様にするためではありません。伸縮する鹿の子を安定させながら、縫い目そのものを美しい意匠として成立させる。15年間、ニットのシャツを縫い続けてきた私たちだからこそ、この一着に残したかった「技術の跡」です。
鹿の子に合わせて、
フラットシーマを細かく調整
フラットシーマは、専用のミシンを使えば同じように縫えるものではありません。素材の厚みや伸び方に合わせて糸の張り具合や送りを調整し、生地が波打たず、縫い目が均一に収まる状態を探っていきます。
鹿の子の表情を損なわず、シャツとして端正に仕上げるためには、ミシンの特性と素材の癖、その両方を知っていることが欠かせません。完成した服からは見えにくい、小さな調整の積み重ね。その手間を惜しまないことが、私たちの考えるファクトリーメイドです。
Detail
創業時のデザインと、15年間培ってきた縫製技術。その二つを一着の中で結びつけるため、肩まわりやボタンなどの細部まで、記念シャツにふさわしい仕様を選びました。
始まりのデザイン
「スプリットショルダー」を。
創業時のシャツを印象づけていたのが、「スプリットショルダー」と呼ばれるショルダーデザインです。セットインとラグラン、二つの表情を組み合わせることで生まれる独特の肩のラインは、当時のINDUSTYLE TOKYOを象徴する視覚的なアイコンでした。
現在の定番シャツでは、同じ水準の着心地をセットインスリーブで実現できるようになったため、より端正な印象のセットインを採用しています。それでも15周年の一着には、ブランドの始まりを目で感じられるデザインとして、スプリットショルダーを選びました。着心地の優劣ではなく、私たちがどこから歩き始めたのかを伝えるためのディテールです。
創業時のデザインに、
現在の縫製技術を。
15年前と同じデザインを使うからこそ、縫い方まで当時のままにするのでは意味がありません。生地を見極める目、複雑なパーツを正確につなぐ技術、ミシンを素材に合わせて調整する経験。ブランドを続ける中で培ってきたものを、一着の中にどこまで込められるかを考えました。
原点を懐かしむのではなく、原点に現在の技術を重ねる。スプリットショルダーとフラットシーマが共存するこのシャツには、15年間の変化と積み重ねが、そのまま縫い込まれています。
黒蝶貝・白蝶貝ボタンの、
深く控えめな光沢
ボタンには、深い色合いと奥行きのある光沢を持つ「黒蝶貝」「白蝶貝」を生地色に合わせて選びました。天然素材のため、一つひとつの色や光の映り方がわずかに異なります。
華やかな装飾を加えるのではなく、鹿の子の繊細な編み目と縫製の表情を静かに引き締める、小さなアクセントとして。光を受けたときだけ控えめに表情を変える黒蝶貝が、記念のシャツにふさわしい品格を添えています。
ブランド15年を支えてきた、
ニット縫製工場
INDUSTYLE TOKYOは15周年を迎えました。その一方で、つくり手である丸和繊維工業は、1956年の創業から70年にわたり、ニット縫製と向き合ってきました。
ブランドが生まれるよりもずっと前から、工場には素材を見極める目や、ミシンを調整する手、きれいに縫うための工夫が受け継がれています。INDUSTYLE TOKYOの15年は、その70年の上に築かれた時間でもあります。このシャツは、二つの節目が重なる年に、工場が歩んできた時間を一着の服として残すために仕立てました。
定番シャツと同じフィットで、
ご自宅で洗えます。
特別な一着であっても、クローゼットにしまっておくだけの記念品にはしたくありません。仕事の日にも、休日にも袖を通していただき、着る人の日常の中で育っていくシャツであってほしいと考えています。
サイズとフィットは、現在の定番シャツと同じ設計。ご自宅の洗濯機で、洗濯ネットに入れてお手入れしていただけます。記念の背景を持ちながら、いつもの生活に自然と馴染むこと。それもまた、私たちが長く大切にしてきたものづくりの姿勢です。
鹿の子、スプリットショルダー、フラットシーマ。
15年を、一着に。
鹿の子から始まったブランドが、15年の時間を経て、もう一度鹿の子と向き合う。そこにスプリットショルダーという始まりのデザインを重ね、いまの縫製技術を象徴するフラットシーマで仕立てる。
過去を再現するためではなく、これまで積み重ねてきたものを確かめ、次のものづくりへ進むために生まれたシャツです。INDUSTYLE TOKYOの15年と、ファクトリーの想いを、ぜひ日常の中でお楽しみください。
Size
| サイズ |
首回 |
裄丈 |
胸囲 |
胴囲 |
着丈 |
| S |
レギュラー |
37 |
80 |
102 |
90 |
69.5 |
|
| M |
レギュラー |
39 |
82 |
106 |
94 |
72 |
| 腕首リラックス |
41 |
82 |
110 |
102 |
72 |
|
| L |
レギュラー |
41 |
84 |
110 |
98 |
74.5 |
| 腕首リラックス |
43 |
84 |
116 |
108 |
74.5 |
|
| XL |
レギュラー |
43 |
85 |
114 |
102 |
77 |
| 腕首リラックス |
45 |
85 |
122 |
114 |
77 |
|
首回 |
裄丈 |
胸囲 |
胴囲 |
着丈 |
↓サイズ選びの参考にご覧ください(※クリックすると拡大します)
Spec
カラー:ホワイト、ネイビー
組成:綿52%、ポリエステル48%
襟型:ボタンダウン
胸ポケット:あり
ボタン:天然黒蝶貝ボタン
生産国:日本
お手入れ:洗濯ネットに入れて、ご自宅の洗濯機で洗濯可能
※15周年記念の数量限定商品です。
※天然の白蝶貝・黒蝶貝を使用しているため、色合いや光沢には一つひとつ個体差があります。